すべての人が、ないし、だれでもが結果を自分の思うとおりにさせることはできないのです。世界はあまりにも複雑なのです。とはいえ、私たちも偉大な仕事のために働くことはできます。
正しい 意図 のもとに、正しくなされた仕事はすべて、たとえ私たちが見ることができないにしても、どこかでなんらかの結果を生むことを、私は疑いません。どのような仕事も、正しい意図のもとに、正しい手段でなされるかぎり、それは良い結果を生むに違いないのです。
正しい目標を目ざす試みでも、間違った手段を使い、間違った意図、なんらかの悪の形跡でもそこにあったならば、目的までゆがめられたものになり、誤りに陥ることになるでしょう。
これは目的と手段についての原則です。私たちは常に正しい手段をとらなければなりません。目標が正しいからといって、間違った手段を正当化してはなりません。
このことが、けっきょくにおいて、戦争の道と平和の道をわけるものなのであります。
このことが、協力の道と 争闘 の道を、さらに、愛の道と憎しみの道を大きく区別するものであります。